妻が、夫から慰謝料・財産分与等600万円の支払いを受け、さらに、現在妻と子が居住している自宅への居住を継続したまま、残ローンの支払いを夫が継続することに合意した上で、離婚が成立した事例

依頼者:女性(妻)
相手方:夫
受任から解決までの期間:約13か月

事案と結果

妻が、夫から慰謝料・養育費・財産分与を併せて600万円の支払いを一括で受けるとともに、年金分割の按分割合を50%とし、さらに現在妻と子が居住している自宅への居住を継続したまま、残ローンの支払いを夫が継続することに合意する公正証書を作成した上で、離婚が成立した事案です。

事案の詳細

この事案では、妻が、夫のラインのトーク履歴から、夫と他の女性との不倫を疑っており、当所にご相談に来られた時点で既に1年程度、夫と別居している状態でした。

依頼者である妻の意向としては、離婚の意思は固く、夫に不貞慰謝料の確実な支払いを求めると同時に、婚姻期間が30年以上あったため、財産分与や年金分割についても有利に進めたいというものでした。

当所弁護士はまず、不貞慰謝料について、依頼者の保持していた証拠を精査した上で、依頼者の夫と直接交渉したところ、夫は不貞の事実を認め、離婚と慰謝料の支払いに応じるとの回答を得ることができました。

また同時に、別居期間中の婚姻費用についての請求を求める調停を申立て、夫に未払い分の婚姻費用の支払い義務があることが認められ、全額の支払いを受けることができました。

さらに財産分与の為、依頼者と夫それぞれの特有財産と共有財産の調査を行いました。財産分与に関する交渉は難航しましたが、できる限り依頼者の希望に沿った得られるよう交渉を繰り返した結果、最終的には夫が妻の意向を受け入れ、夫が自宅の残債の支払いを継続したまま、依頼者と子が居住し続けることが可能となりました。

不貞慰謝料や養育費の金額に関しても交渉は難航したものの、粘り強く交渉した結果、預貯金の財産分与と併せて、合計600万円の一括での支払いに応じてもらうことが可能となりました。

交渉成立後、本事件では公正証書を作成し、各支払い金額やその方法、支払期限だけでなく、取り決めに違反した際の違反金についても明確にし、離婚後に依頼者に不利益やトラブルやが生じないよう、徹底して予防することができました。

弁護士からのアドバイス

通常、離婚に際しては、慰謝料の有無や、お子様がいる場合は親権・養育費等の問題、別居期間がある場合には婚姻費用の支払い義務等が問題となることが多いと思います。

それに加え、婚姻期間が長い夫婦の離婚においては、財産分与や年金分割等、調査が煩雑となったり、交渉に時間を要したりする問題が発生することもあります。また、「相手には隠し財産があるのでは?」「財産を見落としていないか?」といった疑問や納得のいかない点も生じることがあるでしょう。

その点、法律の専門家であり、交渉に長けた弁護士が当事者間に入ることで、ご自身が複雑な手続きや調査に時間をかけることなく、また、できる限り裁判に移行せず、夫婦間の合意のもとで自由に財産を分け合ったりできる可能性が高まるでしょう。

「離婚したいが財産分与のやり方が分からない」、「離婚した後、老後の生活が不安」等、お悩みの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。(初回ご相談は無料です)

当所弁護士は、依頼者の皆様のご希望に沿った結果が得られるよう、親身にサポートして参ります。また、遠方の方等には、ズームによるオンライン相談も承っておりますので、ご来社が難しい場合でも、ぜひ一度お問い合わせください。

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