夫が妻の不貞相手に対し慰謝料の支払いを求めた例

依頼者:夫
相手方:妻の不貞相手
受任から解決までの期間:約1か月

事案と結果

夫が、妻の不貞相手の男性に対して不貞行為に対する慰謝料の支払いを求め、相手男性から一括で慰謝料の支払いを受けることができた事案です。

 

事案の詳細

当該事案では,SNSで妻の不貞が発覚したものの,依頼者の方が相談に来られた時には既に証拠となるSNSが削除されており,不貞の証拠に乏しい状況にありました。また,不貞相手の連絡先や住所も分からない状況でした。

そこで当所弁護士は,依頼者に対し,不貞の証拠としてどのようなものを準備する必要があるかということを説明するとともに,慰謝料請求するにあたり最低限必要な不貞相手の情報について説明し,まず最初にそれらの収集を行ってもらうこととしました。
そして,それらの準備が整った段階で弁護士から相手男性に対し連絡を取り,内容証明を送付するとともに交渉を行ったところ,相手男性から速やかに慰謝料の支払いに応じてもらうことができました。

通常,慰謝料請求の事案で相手方と合意が出来た場合,合意書を作成し,慰謝料の金額や支払い方法,支払い期日などについて取り決めを行いますが,当該事案では,それらに加えて不貞相手の配偶者から妻への慰謝料請求を阻止するための方策も採り,紛争の一回的解決を図ることができました。

 

弁護士からのアドバイス

配偶者の不貞相手に対して慰謝料請求を行う場合,最低限不貞相手の情報及び不貞の事実が分かる証拠の存在が必要となります。そのため,どのような証拠が必要かつ有効であるかを正確に把握するためにも,実際に行動に移す前に,まずは弁護士にお問い合わせいただくことをおすすめします。相手によっては不貞の事実を否認したり慰謝料の支払いを拒んだりすることもありますから,そうした場合に対処できるようしっかりと事前準備を行いましょう。

また,相手方との間で合意ができた場合,合意書を作成しますが,紛争の一回的解決のためにはどのような条項を盛り込むかということも重要となります。したがって,相手方と合意ができ,合意書を交わす場合は,漏れのないように取り決めを行いましょう。

慰謝料の請求に関して,相手方との交渉はもちろん,合意書の作成に関しても不備なく,尚且つスピーディに対応し,依頼者の希望に沿った結果が得られるよう,弁護士がサポートして参りますので,お困りの際にはお気軽にお問い合わせください。

具体的な慰謝料請求の流れ・相場金額や、逆に請求が難しくなってしまうケースなどについてはこちらのページで弁護士が解説しておりますのでご覧ください。

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監修者:弁護士法人西村綜合法律事務所 代表弁護士 西村啓聡
[経歴]
東京大学卒業
第2東京弁護士会登録、岡山弁護士会登録

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